家と私
これまでずっと、家の人たちと関わることを最小限にしてきた。
それは、今までたくさんのことがあったから。
簡単なことばかりではないけど、難しいことばかりでもない。
色々なことがあった。
少なくとも私はそう感じている。
でも、最近思うのだ。
もう少しだけ会話をしてみようかなと。
それは昔のことを思い出した時。
私が自傷行為を始め、母が精神科に連れまわした日々のこと。
強くなる家からの束縛に必死で逃げ回った日々のこと。
いい子だ、普通だ、そういう言葉にはめ込むために、
はみ出した感情を切り落とされていった日々のこと。
家の人たちはきっと、私みたいなのに出会ったことがなかったんだと思う。
だから困惑し、理解したかったけど、できなくて、自分たちの理想を押し付けた。
でも私は、それに反発するように、家の人たちを攻撃し続けた。
両者血だらけ終わりのない戦い。
私が家の人たちを理解できなかったように、
家の人たちもまた私を理解できなかった。
これは一生変わらないだろう。
でも、寄り添うことができる。
だから、私は寄り添うことでお互いを傷つける日々が無くなるなら、
私はそういう道を選びたいと思う。
まだ遅くない。そう思うんだ。
今日はこの辺で…またお逢いしましょう。
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