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深翠

2019.08.11

更新日:2021年1月21日

色々なことを諦め始めた


小学生の頃から、私は本を読むのが好きだった。

本からたくさんの影響を受けたし、

私の人格を形成した大きな存在だといえる。

物書きになりたいと思ったこともあった。

綺麗な言葉に憧れていた。

しかし、今ではそのかけらもない。


いつからか考えることも、必死に何かをすることも、

努力をすることも面倒で、全部捨ててしまった。



そして私は、中学校に入学してから母や、家の人たちのことを苦手に思うようになった。

私は決して不幸ではなかったし、むしろ恵まれていたと思う。

それらは家の人たちのおかげだということもわかっていた。

すごく常識のある人たちだったし、しつけもきちんとしていた。


だから私は言われたことを全部守ってきた。

言われたことが正しいのかそうでないのか、

自分がしたいことなのかしたくないことなのか、

自分で考えることを放棄していた。


だって、私はお金もない、常識もない、ただの中学生だったから。


今日はこの辺で…またお逢いしましょう。

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