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2019.07.21

  • 深翠
  • 2019年7月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年1月21日

何も考えたくない、見たくない。


最近では片親も珍しい話ではないし、たいして気にしたことはなかった。

でも、そのころに起こった上手くいかない出来事は、すべて父のせいにしていた。

それが自分を保つための逃げ道だったのかもしれない。

父は娘の自分から見てもロクな奴ではなかったし、屑だった。

借金に浮気、家族の貯金を二度もゼロにした。

離婚してからも、養育費なんてものは存在しなかった。


今思えば母も母だ。

でもその頃は父が憎くて仕方がなかった。

今、こんな状況にあるのは全部父のせいだと思った。

人付き合いも上手じゃなかったし、

周りの目が異常なくらい気になった。

上手く生きられなかった。


小学四年生のころにはリストカットを始め、

その後5~6年、根性焼きやアームカットなどを続けた。

全部興味本位だった。中途半端だった。

頭がおかしいと思われて、何度も精神科に連れていかれた。

でも、そこに居る人たちと比べれば、私は狂っていなかったし、普通だった。

傷は今も残っているが、その傷を消したいと思ったことはない。

傷をつけたことに後悔をしたこともない。


今日はこの辺で…またお逢いしましょう。

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